2013年9月29日日曜日

市長選での各候補の公約について

9月議会が26日に終了しました。私にとっては市長選後初の一般質問。ここで私は誰が当選しても市長公約について質問しなければならないと思っていました。

先のブログに「今秋田市長選についてはこの後ブログには書きません。」と書きましたが、書かなければ私が誤解を受けるようですし、選挙後半年になろうとしていますので書きます。



穂積志氏の公約は8項目、40プラン。公約はこちら
新庁舎建設については一言も書かれていないという事実をご存じでしょうか?強いて見るなら、中央の市民サービスセンターの設置、新庁舎の中に中央公民館機能を入れる件だけです。

そして、「コンベンションの誘致促進」と、「県と連携した文化・スポーツ施設の再編整備」が2つのプランとなって書かれており、これで県市連携の文化施設建設が選挙で認められたとの解釈になっています。また、「土崎地区における歴史的伝統芸能の継承・展示と被爆倉庫の保存、新屋地区における公立美大を活用したまちづくりを推進」ともあり、これもまた市長選によって市民に認められたということです。

穂積市長はハコモノを一気に推進する印象があるとの言葉を最近見聞きしますが、公約に挙げられており、遂行に入っただけのことです。

しかし、私はこの公約がハコモノを作るという意味とは思っていなかったので、今議会の一般質問でも取り上げました。

私個人としては戦争反対ですし、戦争を起こさないためにも土崎空襲を語りつぐことは必要と思っています。その方策の一つとして被爆倉庫の保存もあるかもしれません。
9月議会に構想策定経費250万が提案されていましたので、議決前に遠くからですが被爆倉庫を見てきました。暴風雨で屋根が吹き飛ばされたとのことですが、写真左側でしょうか。
土崎支所の跡地にとのこと。場所は確かに良い場所です。新屋の構想についても場所を見てきましたが、美大と一体として活用するには少し遠い気がしました。
今後の推移を見ながら、また秋田市全体の中でどうしていくのかの具体的な姿を見ながら今後議員として判断していきたいと思います。

穂積市長の公約は公約というより、4年間の行政執行の方針なだけで50年後、100年後の秋田をどうしたいという姿が見えにくいと感じます。例えば、新庁舎建設は100年後の秋田を見据えた建て替えだと聞いています。将来をどう考えての40プランなのか、今後の議会でも質していきます。


寺田学氏の公約。公約はこちら
実現するのは雇用と、暮らし。納得できないから変えるとしたのは6テーマ。
4年前の丸野内胡桃氏がテーマとした新庁舎建設、水道が同様に入っています。そして、嘘や他の引用が散見されるのが特徴。

一番わかりやすいのが、
高すぎる水道料金。
市の外部監査でも指摘された「高すぎる水道料金」。
秋田市よりも人口の多い富山市と比較しても1.5倍以上。
知らないままに高い水を買っている秋田市民。

これは推測するに、あるブログをよく調べないで引用したものと思われます。

外部監査の指摘は、平成21年9月7日平成20年度包括外部監査の結果に対する措置状況についてが公開されており、上下水道局の財務事務及び事業の管理運営について監査結果について措置したことが報告されています。

また、(平成23年4月1日)の調べでは
富山市:1カ月の20㎥の水道料金は2,205円、給水人口417,122人
秋田市:1カ月の20㎥の水道料金は2,730円、給水人口320,044人
となっています。

私が水道について調べた「秋田市の水は高いのか安いのか?」はこちらへ。

除排雪については候補者へのマスコミインタビューで具体的にどうやって除排雪を良くするのか問われると「専門家と相談する」との内容、ツィッターではアルヴェが市の建物であるとつぶやいたり(市は区分所有)と、よく調べないで、寺田氏流に言うと勉強不足で論じている点が多々散見されました。

また、私が一番違うと思ったこと。市民の意見を十分聞くということでしたが、身近な人の声も聴けず、市民の声を聞くことはできるのでしょうか?自分と意見が違う人を認めず、排除しようとする姿で、「市民みんなが困らず寂しくない、支え合うネットワークづくりを全力で」なんてことができるのでしょうか?

人によって考え方は違います。捉え方でいくらでも悪くみることはできます。他の立場を認めず、木を見て森を見ないような状態で人を責めるということは政治家としての在り方でしょうか?


佐々木良一氏の公約。公約はこちら
政策が2つ。5つの項目。
共産党さんらしい内容。市民要望は全て聞くというスタンスが変わらないのは市長選だけではないと感じます。しかし、その全てができるのか、その財源はどうするのか、理想ではあるが実効性が乏しく感じられます。しかし、いつも存在意義、選択肢を示すという点で頭が下がります。


この度の市長選を期に、たくさんの市長さんの本を集めて並行読みをしました。
武雄の樋渡市長、千葉の熊谷市長、松坂の山中市長、横浜の中田元市長、阿久根の竹原元市長、四日市の井上元市長。
市長により市が大きく変わることがよくわかります。
感想を後程まとめたいと思っていますが、なかなか時間がとれません。

読後の印象は、市の成長を大きな視野でとらえ、行政マンの力を最大限引き出す市が延びていると感じます。行政を責めるのではなく、力を引き出すということが秋田市には今一番必要だと私は思います。