2013年12月14日土曜日

11月議会は国に意見書提出を求める陳情が多い

現在11月議会中ですが、今回は私の一般質問がなく、じっくりと議案全体に取り組んでいます。昨日は所管する厚生委員会の審査が終了しました。
委員会終了後、夜、地域の皆さんとお話しをしていて、「今回の議会の特徴は何?」と問われてふと頭に浮かんだのが、陳情、請願が多いこと。年金2.5%削減実施中止など、「国に対して意見書を提出してほしい」という内容が多いのですが、これは現政権に対して納得がいかない点が多いことの現れではないかと思います。

14件の請願、陳情の内、13件が国に意見書を提出してほしいという内容です。11月は意見書を出して欲しいという要望が多い時期ですが、昨年は11件の陳情、請願の内、意見書は8件でした。


請願7 TPP交渉に関する意見書の提出について
請願8 政府が米等の需給と価格に責任を持つ政策の確立に関する意見書の提出について

陳情57 「原子爆弾被爆者に対する援護に関する法律」の改正に関する意見書の提出について 
陳情58 日本国憲法を生かし、安定した雇用の実現等に関する意見書の提出について
陳情59 医療・介護など社会保障の充実に関する意見書の提出について
陳情60 安全・安心の医療・介護の実現と看護師等の夜勤改善・大幅増員に関する意見書の提出について
陳情61 介護職員の処遇改善に関する意見書の提出について
陳情62 岩見三内地区における診療所の存続について
陳情63 憲法を生かした安心介護等に関する意見書の提出について
陳情64 消費税増税の中止等に関する意見書の提出について
陳情65 TPP交渉からの撤退に関する意見書の提出について
陳情66 特定秘密の保護に関する法律の即時廃止に関する意見書の提出について
陳情67 年金2.5%削減実施の中止に関する意見書の提出について
陳情68 手話言語法(仮称)制定に関する意見書の提出について

今回、意見書提出ではない1件。この陳情62はどうするのが良いか考えさせられます。

岩見三内地区唯一の民間法人クリニックが医師死亡のため診療所を廃業したため、診療所をなんとか存続してほしいとの要望です。昨日の厚生委員会で、私は「民間の法人を市が存続するというのは難しい話。しかし、医療という重要な問題であり、今後、同様のことが起こると思われるので、市として診療所の存続という形式だけにとらわれず、広く知恵を出し合って欲しいし、市も働きかけを行っているので様子をみたい。継続審査でお願いします」という内容をお話ししました。開業してくださる医師が見つかれば陳情どおりにできるのですが、見つからない場合どうするか、行政の腕の見せ所の気がします。

これら、請願、陳情は議会最終日20日に採択、不採択が決まります。

請願と陳情の違いは、請願は紹介議員がいることで、秋田市議会においては審査については同じく取り扱っています。
「どちらがいいのか?」と聞かれることがありますが、私が議員の立場として感じるのは、請願は検討するにあたり詳細を聞きたい時に紹介議員に聞くことができる、あるいは紹介議員によっては他の議員に説明してくれるので、要望の現状をより知ることができるメリットがあります。しかし、紹介議員が議会内で請願内容と違う発言をしている方だったりすると不信感につながります。
審査にあたっては請願も陳情も同じく真剣に検討しますので、秋田市議会では会の考え方でよいと私は思います。