2014年7月22日火曜日

市民の思いを書面にする要望書

市民の皆さんからいろいろなご意見、要望をお聞きします。その全てが叶えられるわけではありませんが、問題点がどこにあるのかを認識し、行政の動きに合わせてタイミングよく行政に提案していきたいと心がけています。

本日は東部公民館の東部市民サービスセンターとして建て替える件に関連してのご要望をお聞きしました。「市へ要望書を提出したがほぼ0回答だったのでどうにかできないのか?」という内容。



施設建設にあたってのご要望は、相反する要望が出て判断が難しい時があります。なるべく公平にとは考えても完全に平等にすることはできません。三方良しなアイディアが出た時は嬉しいものですが、そうそう上手くもいかずに、より良い方策を考えるしかありません。

本日の件は、時期的な問題や、他の方策を模索することをお話し、要望書の提出時には提出前に相談いただきたい旨お願いしました。一方の話だけを聞いてもダメなので、他の関係団体に連絡し、訪問してお話を伺うことにしました。

要望書がダメなら、請願や陳情でも出せばいいでしょうか?」

そんなお話しも出ていましたが、私は予算が必要な地域要望の陳情はおすすめしません。出すことは構いませんが、議会に請願や陳情を出すと、採決がはっきり出ます。

例えば、「○○の建物を建てて欲しい」という陳情を議会に提出し、採択されたとしても、議会は予算を持っていないので無責任になってしまいます。お金があるのか無いのか、工事が可能なのかもわからずに、「採択。建てましょう!」と無責任なことは言えません。つまり不採択か、内容によっては趣旨採択などにならざるを得ません。不採択になると、近い将来に状況が変わって建物が建てられることになった時でも建てられないということになりかねません。

今、私の所管する厚生委員会では「岩見三内地区における診療所の存続について」「平和公園内のN墓域と駐車場をつなぐスロープの整備について」の2件が継続審査となり、採決が保留となっています。気持ちはわかるんだが、医師の確保ができない状況の打開策がみえない、費用が利用者負担で議会での判断が難しい陳情です。また、建設委員会において、「天徳寺地下道における歩道の設置について」が同じく継続審査になっています。

また、陳情と請願の違いですが請願は紹介議員が必要で、傾向としては国に対して意見書を提出して欲しいという場合は請願として要望をだされることが多いです。

要望、陳情、請願の使い分け、内容によって変わります。また、提出しなくてもできることもあります。市民の皆さんの思いを表す点で要望書は重要ですが、その出し方やタイミングなどにより結果が変わることもありますので、近くの議員に聞いてみてください。