2015年1月23日金曜日

雄和の子どもの割合が回復!推計データの罠

秋田市内の少子高齢化や人口減少予測について地域別にはどうなっているのか?データをじっくりとみていました。
まず地元東部地区に目がいきますが、25日朗読で俳人石井露月を取り上げるので、雄和にも目が行きました。

データを見ていて、雄和(緑)だけが子どもの割合がV字回復(Vよりなだらかですが・・・)しているグラフがありました。何か良い要因でもあるのか?
秋田市の地域別年少人口の推移
秋田市の将来推計人口・世帯数からのグラフです。
年少人口とは0~14歳のこと。この回復の理由を聞いてみると・・・



国際教養大学の学生がそのまま雄和に留まり子育てをして・・・という想定のデータなんだとか。進路が雄和地域とは考えにくい。
がっかり。

先の9月議会で雄和の新たな小学校建設、約9億円の事業費が可決しました。
雄和地域の川添・種平・戸米側・大正寺の4小学校を統合し、小中一貫の教育を行うため、雄和中学校に併設するもの。

将来の児童数の推計数字はこれとは違う数字だったのか?担当の委員会ではないとここら辺がわからない。
統計データとしての将来推計と、より実態に近い将来の見極めがハコモノを建てる時には重要で、当局から出される数字にも気を付けないければならないなと改めて思いました。

コンパクトシティと言っているけれども、地域別の世帯数の減少はどんなバランスなのか?

全地域で減少しますが、中央地域の減少が目立ちます。
コンパクトシティといいながらも、黙っていれば中央地域の空き家が増えていくということ。

空き家が増えるなら・・・私が理想とするのは、中央部と別の場所に2カ所居を構えること。仕事に便利な場所とゆったりとくつろげる場所。別荘というほど立派ではなく、単身赴任の家と家族と住む家くらいのイメージ。
例えば、東京都と秋田、秋田市と男鹿、八橋と雄和。
仕事も2足のわらじを履きたいところ。

この話をすると、「私やってますよ」という方がいらっしゃる。秋田市で本業、由利本荘市で田畑。秋田市で本業、潟上市で親の介護。理想というよりも、必要に迫られて2カ所に居を構えなければならない人も増えてきているようです。

高齢になってから住む場所を変えると変化に対応できずに苦労するという話を聞きます。生産年齢人口世代の時から2カ所の地を知っていれば適応しやすいのでないかと思っているのですが、現実はそう簡単ではないでしょう。


地方消滅 [ 増田寛也 ]東京一極集中が招く人口急減、通称「増田レポート」が注目され消滅可能性都市のひとつに秋田市も名を連ねました。

本の中で、「人口急減社会への処方箋を探る」と題した対談があります。「現代版参勤交代」のようなことを公務員に制度化して地方と中央の人事交流をしては?という意見が書かれていました。

2カ所に住む。ということにイメージが近いなと思いながら読んでいました。ただし、公務員の人事交流は今もしているし、国会議員は東京と地元を行ったりきたりしています。地方の意見を中央に、中央の情報を地方にという意味で制度化を期待するなら、今現在機能を果たしていない表れにも思えるのですが。

いずれにせよ、消滅可能性都市対策は首都圏と秋田、東北と秋田、秋田市と他市町村などの関わりを近くしていかないとならないことは同じ意見です。